顔料について

このページでは顔料について簡単に説明しています。

顔料とは?

着色に用いる粉末で水や油に不溶のもの。
光の波長を選択的に吸収することで、反射または透過する色を変化させる。
塗料、インク、合成樹脂、織物、化粧品、食品などの着色に使われている。
多くの場合粉末状にし、その粉末を接着剤や溶剤を主成分とする
比較的無色の素材と混合するなどして、塗料やインクといった製品となる。

顔料の種類

顔料の種類を紹介します。

無機顔料

無機顔料は大別して天然鉱物顔料と合成無機顔料に分類される。
有機顔料に比べてはるかに生産量が多いため、日本工業規格(JIS)では特に生産量の多い 12品目を統一規格の対象として規定している。
白色顔料:亜鉛華,鉛白,リトポン,二酸化チタン,沈降性硫酸バリウム及びバライト粉
赤色顔料:鉛丹,酸化鉄赤
黄色顔料:黄鉛,亜鉛黄(亜鉛黄1種,亜鉛黄2種)
青色顔料:ウルトラマリン青,プロシア青(フェロシアン化鉄カリ)
黒色顔料:カーボンブラック

有機顔料

有機化合物を主成分とする顔料を有機顔料と総称する。
顔料として使用出来る藍や植物や:コチニールレーキのように動物等から採取した染料をレーキ化した顔料もある。 今日使われている有機顔料の多くは石油系原料を使って合成したもの。化学構造から大きくアゾ系顔料と多環式系顔料に 類別される。

アゾ顔料

芳香族アミンとカップリング成分の反応によって水中で合成される。色相は黄からオレンジ、赤、赤紫に発色し、その着色力は一般に、無機顔料に比べて強い。

多環式系顔料

キノン構造をもつ染料を不溶化して顔料にした歴史があり、構造分類すると多岐にわたる種類が工業化されている。アゾ顔料に比べて堅牢度が高い顔料が多い。